認定看護師教育課程(A課程認定看護師教育機関)

認定看護師教育課程とは

本学の認定看護師教育課程について

本学は、キリスト教精神に基づいて、1920年に創立された聖路加国際病院付属高等看護婦学校を母体とし1964年に大学の認可を得たのちも、一貫して看護の開拓に先駆的に携わってきました。
 聖路加国際大学の生涯教育は、看護の実践と教育をつなぐ役割として、看護師の皆さまに向けたキャリア開発プログラムを提供しています。ここでは、さまざまな社会の動向を見据えながら、そこで暮らす人々の健康課題をとらえ、人々とパートナーシップのきずなを作りながら看護できることを目指そうとしています。
 認定看護師教育課程は、本学の看護実践開発研究センターの生涯教育部プログラムの一つとしてはじまり、これまでに訪問看護コース(2008-)、不妊症看護コース(2008-2020)、がん化学療法看護コース(2008-2020)、認知症看護コース(2015-)を開講してきました。その後、組織改編によって教育センターを経て看護リカレント教育部と名称が変わりましたが、目指すところは変わりありません。
 本学の認定看護師教育課程の特色は、研修生の特徴を捉えながら、研究生が考え表現する力を磨くことができるよう、えりすぐりの講師陣が関わるところです。そのためのカリキュラムと学習環境の充実を図ってまいりました。
 共通科目の講義や実習を一定期間に集中して開講する以外は、週2日間(金・土)の開講を原則とし、平日の職場勤務を続けながら受講できるように配慮しています(社会情勢により、遠隔授業等活用の可能性あり)。図書館は東洋一の看護学関連書籍や雑誌を所蔵し、学内のインターネット環境も整備いたしました。
 校舎は東京都心の築地にあり、交通の便もよく楽しめる立地となっています。楽しみながら学び、同級生同士の絆を深めてほしいと思います。

※2023年4月より「聖路加国際大学 教育センター 認定看護師教育課程」は「聖路加国際大学 看護リカレント
 教育部 認定看護師教育課程」となりました。

認定看護師教育課程の教育理念

聖路加国際大学の理念に基づき、変化する保健医療福祉の領域において看護職として 質の高い能力を発揮することのできる人材を育成し、広く社会に寄与することをめざす。

認定看護師教育課程の教育目的

特定の看護分野において、以下のような能力を有する認定看護師を育成する。

  1. 複雑・多様化する社会および医療状況、健康課題を多角的に理解する視点、考え方を養う。
  2. 患者および家族の尊厳や生き方を尊重し、自律性や主体性を促す患者・家族中心のケアマインドを養う。
  3. 専門領域においてエビデンスに基づく知見や専門的技術を的確に獲得し、個別性や多様性を考慮した上で適用できる熟練した実践能力を養う。
  4. 専門家として倫理的配慮ができるとともに、質の高い医療サービスの保証に貢献できる実践能力を養う。
  5. チームのビジョンや方向性を理解するとともに、他職種と連携・協働してチーム医療の推進に寄与できる能力を養う。

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